検査用語の解説 TERMINOLOGY
MRI(VSRAD)
VSRAD(ブイエスラド)とは、アルツハイマー型認知症の原因である脳の萎縮を調べるもので、特に発症早期に萎縮が見られる海馬傍回(かいばぼうかい)、海馬、扁桃の萎縮度を痛みもなく簡単に調べられることが特徴です。アルツハイマー型認知症の早期発見にも効果的なため、注目を浴びています。
SPECT(脳血流シンチグラフィ)
SPECT(スベクト)は脳血流が低下しているか、またどの部分が低下しているかをみる検査です。認知症の原因疾患別に血流低下パターンが異なるため、鑑別診断に役立ちます。
MIBG心筋シンチグラフィ
MIBG心筋シンチグラフィは、心臓交感神経の状態をみる検査です。主にレビー小体型認知症の診断に有効です。
DaT Scan(脳ドーパミントランスポーターシンチ)
Dar Scan(ダットスキャン)は黒質線条体ドーパミン神経細胞の脱落の有無をみる検査です。主にレビー小体型認知症の診断に有効です。
脳波検査
脳波検査はてんかんの診断に有効です。